マインド

「好適環境水」を生んだ山本俊政さんに学ぶ成功の秘訣

先日テレビを見ていたら、NHKで「オン・マイ・ウェイ」
という番組がやっていて、面白そうだったので見ていました。

この番組は、困難に立ち向かい挑戦している人達が
何を考え、どう行動して壁を越えて来たのかを追った
ドキュメント番組なのですが、

僕の見た回が、

 

「好適環境水」という真水でしか生きられない魚と
海水でしか生きられない魚の両方が生きる事のできる
”第三の水”と呼ばれるものを発明した

岡山理科大学の准教授である”山本俊政さん”
という方を追ったドキュメントでした。

 

山本さんは偶然にも「好適環境水」を作るヒントを得たのですが、
それを完成させるために、海水のどの成分がどのくらい必要なのかという
何パターンもある途方もない研究を繰り返したそうです。

 

それを見た人の中には

「バカげている!」
「できるわけない!」

という批判的な人もいたらしいのですが、
山本さんは諦めずに研究を続ける事ができたのです。

なぜ諦めずにやり抜くことができたのか?

 

その答えは

「この水で世界を救えるかもしれない!」

という信念を持っていたからだそうです。

 

そして、その4年後、山本さんは見事に
「好適環境水」を完成させたのです。

途方もない実験にもくじけず、
人に批判されても諦めずに突き進めたのは
揺るぎない信念があったからだったんですね。

 

番組の最後の方で山本さんはこんな事を言っていました。

「失敗して当たり前じゃなんです。逆にその失敗を楽しむ
そうすれば同じ失敗は二度としない。一歩一歩階段を上がっているんですよ。」

そして、こんな事も言っていました。

「決して諦めてはいけない。ネバーギブアップです!」

 

山本さんはこの水で”多くの人の命を救えるんじゃないか”
という思い(信念)を持っていたからこそ、最後まで
やり遂げる事ができたんだと思います。

 

 

とここで、少し漫画の話しをすると

大人気漫画のワンピースでも”信念の強さ”
がよく表れているシーンがあります。

 

それは、全身に武器を仕込んでいる”ドン・クリーク”に対して
丸腰で闘いを挑む”ルフィ”の姿を見ていた”ゼフ”のこんな言葉です。

 

「全身に何百の武器を仕込んでも、
腹に抱えた一本の槍(信念)にゃ敵わねぇこともある・・・」

 

ワンピースの世界では人が死ぬ表現はほとんどされません。

これまででも唯一はっきりと死が描かれたのが、
エースと白ひげが頂上戦争で命を落としてしまうシーンでした。

 

基本的に人が死ぬことのないワンピースの世界で敵を倒すという事は、
”相手の信念を砕く事なんです”と尾田先生が明言しているのですが、
この世界では信念が、命と同等の扱いをされているんですね。

 

それほどに”信念”というものはワンピースの世界では
重要なものなんです。

 

これは現実を生きる僕らも一緒で、
信念がなければ挑戦する事もできないし、
人の気持ちを動かす事もできないのです。

 

そして、信念を持つ上で非常に大事になるのが
自分の欲望ではなく、誰かへの貢献の気持ちを持つこと。

山本さんも

誰かのために!

という信念を持っていたからこそ
逆境にも負けずに、「好適環境水」を完成させる事ができたのです。

 

少年漫画でよくあるシーンに

主人公が仲間の事を思った時に、真の強さを発揮する
というようなシーンはよくありますが

 

まさに山本さんもこの状況です。

つまり、人は”誰かのために”
と思えた時に本当の強さを手に入れるのです。

 

もちろん、自分が楽しむというのも大事になりますが

その前に

「今、自分は誰のために生きているんだろうか?」
という問いを自分自身に投げかけてみて下さい。

きっと何かが見えてきて、その時にはきっと
今までと違った世界が広がっているはずです。

 

ちなみに「オン・マイ・ウェイ」
の動画はここから見る事ができます。

http://www.nhk.or.jp/doutoku/onmyway/?das_id=D0005130164_00000

 

こんなに推してると、まるで僕がNHKの
回し者のように思われるかもしれませんが、
もちろんNHKとは一切何の関係もありません(笑)
(個人的に見てるぐらいです)

 

これを読んでいただいているあなたにはぜひ

「自分の信念はなんだろうか?」
「一体どんな人のために生きていきたいのだろうか?」

この2つを考えてみていただきたいです。

その答えが見えてくれば、人生は大きく変わっていきます。

 

ということで最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

 

それではまた次回お会いしましょう^^